診療案内INFORMATION
8.その他
月経を調節したい
旅行や受験などがちょうど生理と重なるので、ずらしたい、という場合には、エストロゲンとプロゲステロンという2種類のお薬の合剤(E+p)を服用(1錠)します。
飲み方は、予定月経開始日の7~10日前から延期を希望する日までE+pを内服します。内服終了後、3~5日以内に消退出血(月経)がおこります。当院では、確実性の観点から10日前から内服するよう指導しております。
受診は、最後の月経が開始してから3週間以内においで下さい。「明日から生理がはじまる予定なので、延ばしてください。」というのは、飲む期間が短すぎるので無理があります。
長期に服用するのではないので副作用はほとんどない、と考えてよいですが、
症状と疑問点 | 対応方法 |
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飲み始めに吐き気がある | 最初の2日くらいは1/2錠ずつ内服すれば落ち着いてくるでしょう |
出血がおこってきた | 完全な生理ならお薬の効果はありませんでした。少量の出血なら2錠に増加して服用を続けてみてください。 |
太るのでは? | 太ることはまずありません。 |
飲み忘れました | 困りましたネ。1日程度であれば、内服を続ければ生理は延ばせます。 2日以上飲み忘れると逆に生理が早く始まるかもしれません。 |
中学生の場合は? | 中学生でも同じ飲み方になります。 |