診療案内INFORMATION

おっぱいについて

母乳外来

母乳&育児相談

午前(10:00~11:30)
午後(13:00~17:00)

◎ 永山 洋子 助産師(母乳&育児相談)
◇ 当院助産師

※なるべく、永山助産師の日においで下さい。痛みがあったり、ひどくなっている場合は、いつでもかまいません。

※担当の都合により予定を変更することもございます。予約制ですので、事前にお電話にてご確認ください。

母乳外来担当

永山 洋子 / 当院助産師

お気軽にどうぞ。

お電話でのご予約
0995-63-2158(母乳相談係)

母乳外来のシステム

お母さんが育児をしていくうえで、授乳がスムーズに行えることはとても大切なこと。当院では週に2日、母乳外来日を設けてお母さん方をサポートしています。

Q1母乳外来にはいつ行けばいいのですか?
助産師 永山洋子
母乳外来は1ヶ月検診と2ヶ月検診の時に必ず受けてもらっています。検診時以外でもおっぱいに不安がある場合など、いつでも相談に来ていいんですよ。もちろん当院で出産されていない方の外来も受け付けています。
Q2母乳外来ではどんなことをされているのですか?
母乳外来ではお母さんにベットに横になってもらい、おっぱいのマッサージをしながら母乳の出ぐあいや赤ちゃんの成長の様子などを聞いています。お母さんの中には母乳がなかなか出なかったり、おっぱいが痛くなる乳腺炎にかかる方もいらっしゃるので、自分でできるマッサージ法や対処法をお教えしたり、母乳の出が良くなる食事指導や生活指導も行っています。主に上手な授乳方法の指導と乳房のマッサージ、母乳についての心配ごとなど育児全般の相談にのっています。
Q3具体的には、どんな相談を受けるのですか?
育児方法や離乳の時期などについての相談も受けています。だいたい1年くらいが一般的な離乳時期ですが、子供によって個人差があるので「ちょっと遅いかな?」と思っても全く心配ありません。ひとりひとりに合ったおっぱいバイバイの時期があり、この時がその子に一番良い離乳時期なのです。最近は仕事を持つお母さんが増えているので、社会復帰にあわせた計画も必要になっていますね。
Q4やはり育児は母乳が一番いいのですか?
赤ちゃんもリラックス
そうですね。母乳で育てられるのであれば、粉ミルクよりもやっぱり母乳をおすすめします。赤ちゃんはおっぱいが大好き。おっぱいを与えることはお母さんと赤ちゃんの大切なスキンシップです。赤ちゃんもお母さんからの愛情を肌で感じて、安心感を得ているのです。私はおっぱいが育児をする上での“根っこ”のようなものだと考えています。例えば家を建てる時、建物の基礎がしっかりしていなければ、よい家は建たないでしょ。赤ちゃんに母乳をあげられるこの時期はもう2度と来ないのだから、粉ミルクより手間がかかっても、頑張って母乳で大切に育てて欲しいと思います。医学的にも母乳に含まれる免疫物質により、病気から赤ちゃんを守ります。母乳は赤ちゃんにとって大切な栄養です。おっぱいを飲んでいる赤ちゃんの目には輝きがあり、手足がしっかりしているように見えます。なにより、心豊かなこどもに成長してくれますよ。

母乳外来はお母さん達の情報交換の場

母乳外来の内容についてご説明してきましたが、私は母乳外来が子育てをするお母さんの情報交換の場であって欲しいと願っています。

集まったお母さん方が育児について話あったり、家事や地域情報を交換をすることは、育児をする女性の励みや支えになり、とても大切なことです。

当院では皆さんがくつろげる環境づくりをしてお待ちしています。おっぱいのトラブルや相談事がなくても、気軽に母乳外来に足を運んで下さい。